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ブルゴーニュ 前半

楽しみにしていたブルゴーニュ街道巡り♪
<5月のボルドー訪問の記事はまた後日!>


ディジョン在住の元ソムリエールさんと一緒のブルゴーニュ街道巡りです ※ブログはこちら→

最上質のブルゴーニュワインは、コート・ドールと呼ばれる地域で造られており、
その中でも上質赤ワインは、ボーヌの北に位置するコート・ド・ニュイ地区、
上質白ワインは、ボーヌの南に位置するコート・ド・ボーヌ地区が有名です
地区からコミューン(村)に分かれ、さらに畑名で分かれていきます

私たちは、コート・ドールの北に位置するディジョンを出発し、グラン・クリュ街道を南下
コート・ド・ニュイ→コート・ド・ボーヌを見学し、ボーヌという街で解散というコースをお願いしました☆


ディジョンを出発し10分ほどでグラン・クリュ街道に入ります

コート・ド・ニュイの最も北に位置するのは、Marsanney(マルサネ)村
グラン・クリュ(特級畑)はないけれど、ここのロゼワインがオススメだそう♪

次に、Fixin(フィサン)村
こちらは、コストパフォーマンスの高いワインが多くあるそうです♪

元ソムリエールさんの情報量に脱帽!
ワインが好きな人にとってはたまらないお話の数々♪♪

世界に誇るブルゴーニュのぶどう畑~~☆
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(あいにくのお天気で、ぶどう畑の写真があまり撮れなかったのは残念)

ボルドーの時にお友達も言っていたけど、比較的平坦なボルドーと違い、
ブルゴーニュは丘が多くて斜面にもぶどう畑が広がっています
東向きの斜面に位置する畑のほうが、太陽を浴びて良いぶどうが育つのだとか。
実際、特級畑(グラン・クリュ)に指定されている畑は斜面が多いらしい


まず1軒目、Gevrey-Chambertin(シュヴレ・シャンベルタン)村のドメーヌ

「Philippe Leclerc」

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こちらの造り手さん、グラン・クリュ畑は持っていないものの、ぶどうの遅積みと新樽にこだわっているそうです

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地下には広いカーヴがあり、薄暗くてひんやり。ラベルを貼るお仕事中の方に遭遇~
ここでは、造り手さんからの説明はなかったのですが、4種類のワインをテイスティング!

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ブルゴーニュ2006 →2006年は果実の年だと言われている
ジュヴレ・シャンベルタン Champs2007 →タンニンが強かった
同上 Champeaux2007 →1級畑(プルミエ・クリュ)スパイシーでミネラリー、複雑な味わいで美味!
同上 Combe au Moine2007 →こちらもプルミエ・クリュで、果実がはっきりしています

一般的には、男性的と言われるジュヴレ・シャンベルタン
グラン・クリュ畑が9つもあり、ナポレオンが戦場に持参したワインという話が有名

AOCブルゴーニュも普段なら美味しい♪♪けど、プルミエ・クリュと比較しては、ね・・・
今から10年間くらいが飲み頃だという、Champeaux2007を購入してみました


グラン・クリュ畑がひしめきあう狭い道に、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ!
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栄光の三日間の会場にもなる、Clos de Vougeot(クロ・ド・ヴージョ)!!
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↑石垣は写っていないけど、「クロ」は石垣という意味で、良い畑は石垣で囲まれているのが特徴


続いて向かったのは、Vosne-Romanee(ヴォーヌ・ロマネ)村にある家族経営の小さなドメーヌ

「Jean Tardy」

ホントにここでワインを作っているんですか?って疑問に思うような、普通のお宅です。
少数ながらも、イギリスや日本へも輸出しているんだそうです。

地下のカーヴには、Jean Tardy所有のいろいろな畑で作ったワインが樽でまだ熟成途中でしたが、
そのワインを6種類も試飲させてもらいました♪

試飲の順番は大切です♪♪

Fixin(フィサン)から始まり、シャンボール・ミュジニー、ヴォーヌ・ロマネ Vigneux(ヴィニュー)、ニュイ・サン・ジョルジュ Vieille Vignes(ヴィエイユ・ヴィーユ 古い木)、ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエクリュ、
最後はグラン・クリュのEchezeaux(エシェゾー)!!

フィサンはまだまだかな・・・という感じでしたが、2杯目以降はすでに旨い!
旨味が感じられ、スープを飲んでいるような感覚。これがもっと美味しくなるんだって。
「旨味」は日本の言葉ですが、最近のブルゴーニュではこの「UMAMI」をとても大切にしているんだとか。

ここ数年で、可愛らしいお父さん(ジャンさん)から34歳の息子さん(ギョームさん)へ本格的に引き継ぎされ、これからもどんどん期待できるドメーヌです。

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Top▲ | by london-romio | 2011-08-01 20:12 | 旅行(フランス)
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